木構造 一問一答
____は、外周軸組の四隅や大きな力を受ける間仕切軸組の交差部に入れ、骨組の水平面を堅固にする。
答え 火打梁
火打梁は、梁と梁の交差部に斜めに入れ、地震や風などに対する骨組みの水平面の補強をするために用いる。
H25
__は、壁を柱と柱の間に納め、柱が外面に現れる壁をいう。
答え 真壁
真壁は、柱が壁の外側に出ている(室内側から見える)構造で、大壁と比較すると遮音性・断熱性は期待できない。
H24
床などの水平構面は、水平荷重を耐力壁や軸組に伝達できるよう水平剛性をできるだけ__する。
答え 高く
水平剛性を高める措置を取ることは、耐震性の向上につながる。
H28 H24
筋かいにより引張力が生じる柱の脚部近くには、______を設置する。
答え アンカーボルト
筋かいにより引張力が生じる柱の脚部近くには、浮き上がりを防止するためにアンカーボルトを設置する。
H25 H22
和小屋の小屋梁には、______が生じる。
答え 曲げモーメント
和小屋の小屋梁には、屋根面の荷重が小屋束により伝わり、その荷重によって、曲げモーメントが生じる。
H26 H22
土台は軸組最下部の水平材で、柱の__を連結し、柱からの荷重を基礎に伝えるために用いられる。
答え 下端
土台は軸組最下部の水平材で、柱の下端を連結し、柱からの荷重を基礎に伝えるために用いられる。
H26
筋かいと間柱の交差する部分は、筋かいを欠き取らずに、__断面を切り欠くようにする。
答え 間柱
筋かいが間柱と取り合う部分は、間柱を筋かいの厚さだけ欠き取り、筋かいを通し、釘2本を平打ちする。
R03 H26 H21
___は、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるために用いられる。
答え 軒桁
軒桁は、屋根の軒部分を支えるためにかける横架材のことで、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるために用いられる。
H28 H24
大梁その他の横架材のスパン中央部付近の__側には、欠込みを設けないものとする。
答え 下側
梁、桁その他の横架材には、そのスパン中央部付近下側の欠き込みをできるだけ避ける。
H28 H25 H21
構造耐力上必要な筋かいを入れた軸組の長さは、各階の床面積が同じならば、2階の方が1階より___値となる。
答え 小さな
地震力に対して有効な耐力壁の必要長さは、各階の床面積が同じ2階建てであれば、1階の方を大きくとる。
R03 H29 H26 H21
筋かいを入れた軸組は、地震力などの水平荷重に対して、建築物に___が生じないようにつり合いよく配置する。
答え ねじれ
筋かいは、地震力などの水平荷重に対して、建築物にねじれが生じないようにつり合いよく配置する。
H29 H23
筋かいを入れた軸組の構造耐力上必要な長さの算定において、軸組長さに乗ずる倍率は、たすき掛けの場合、片側のみの場合の_倍とする。
答え 2
たすき掛けの場合、壁倍率は、片側のみの場合の2倍となるが、その場合、倍率が5を超える場合は、5とする。
構造耐力上必要な軸組の長さの算定において、9 cm角の木材の筋かいを片側のみ入れた軸組の軸組長さに乗ずる倍率は_とする。
答え 3
9cm角の木材の筋かいを入れた軸組は、片側のみの場合より軸組長さに乗ずる倍率は3倍とする。
H30
階数が2以上の建築物における隅柱又はこれに準ずる柱は、原則として__とする。
答え 通し柱
2階建の隅柱は、通し柱とするか又は接合部を通し柱と同等以上の耐力を有するように補強した柱とする。
R01 H21
筋かいの端部は、柱と梁その他の横架材との仕口に近付__、くぎ等の金物で緊結する。
答え て
筋かいの端部は、柱と梁その他の横架材との仕口に接近して、ボルト、かすがい、くぎその他の金物で緊結する。
R01 H29 H23
構造耐力上主要な部分である継手又は仕口は、ボルト締、かすがい打、込み栓打等によりその部分の存在応力を伝えるように緊結__。
答え する
継手は、部材を同じ方向に継ぐ場合の接合部のことで、仕口は、異なる方向の部材を接合した場合の接合部のことを言いい、ボルト締、かすがい打、込み栓打等によりその部分の存在応力を伝えるように緊結する。
R01
筋かいをたすき掛けにするため、やむを得ず筋かいを欠き込む場合は、必要な__ を行う。
答え 補強
筋かいは、原則欠き込んではならないが、たすき掛け等をする場合等、やむを得ないときには必ず補強を行わなければならない。
R01 H28 H23
3階建ての1階の構造耐力上主要な部分である柱の断面は、原則として、小径__ cm以上とする。
答え 13.5
3階建ての1階の構造耐力上主要な部分である柱の断面は、原則として小径13.5cm以上とする。
R03 H30 H24
引張力を負担する木材の筋かいは、厚さ__ cm以上で幅__cm以上とする。
答え 1.5 9
筋かいは、柱と柱の間に斜めに入れて、建築物の構造を補強する部材をいい、筋かいには圧縮筋かいと引張り筋かいがあり、圧縮筋かいは厚さ3cm×9cm以上、引張り筋かいは厚さ1.5cm×9cm以上とする。
R03 H30 H29 H23
構造耐力上主要な部分である柱の有効細長比は、__以下とする。
答え 150
構造耐力上主要な柱の有効細長比は150以下とする。
R03 H30 H25 H22