構造計画 一問一答
事務室の積載荷重の値は、一般に大梁、柱又は基礎の構造計算用より、床の構造計算用の方を__する。
答え 大きく
積載荷重は、人間・家具・物品等をいい、建築物の各部積載荷重(建基令第85条第1項)より、構造計算をする対象(床、大梁・柱、地震力)の大小は 床>大梁・柱>地震力である。
H26 H22
多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は、建築物の固定荷重と積載荷重の_に積雪荷重を加えたものとする。
答え 和
力の組み合わせ(令第82条)より、多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は、建築物の固定荷重と積載荷重の和に積雪荷重を加えたものとする。
H28 H22
地震層せん断力係数は、上階になるほど___なる。
答え 大きく
地震層せん断力係数Ciは、地震力を算定するために定められた係数で、構造や地域等によって大きさが変化し、建築物の上層ほど地震層せん断力係数Ciは大きくなる。
H28 H24
___は、建築物の断面及び平面の形状に応じて定められた数値とするか、風洞実験によって定める。
答え 風力係数
風力係数は、建物の屋根形状や、その形状に合わせて変わる、風の吹き方によって定められた係数で、風洞試験によって定める。
H28 H24
積雪荷重は、積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積及びその地方の垂直積雪量を__て計算する。
答え 乗じ
積雪荷重は、積雪単位荷重×屋根の水平投影面積×垂直積雪量とし、積雪の単位荷重は、積雪量1cmごとに1m2につき20N以上とする。
H29 H24
建築物を風の方向に対して有効にさえぎる防風林がある場合は、その方向における速度圧を__まで減らすことができる。
答え 1/2
速度圧は、防風林等がある場合は1/2まで減じることができる。
R01
多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は、建築物の固定荷重と積載荷重の和に積雪荷重に__を加えたものとする。
答え 0.35
力の組み合わせ(令第82条)より、多雪区域における地震力の算定に用いる荷重は、建築物の固定荷重と積載荷重の和に積雪荷重に0.35を加えたものとする。
バルコニーの積載荷重は、共同住宅の用途に供する建築物より学校の方が___。
答え 大きい
建築物の各部積載荷重(建基令第85条第1項)より、バルコニーの積載荷重は、共同住宅の用途に供する建築物より学校の方が大きい数値となる。
R01
___は、建築物の弾性域における固有周期及び地盤の種類に応じて算定する。
答え 地震力
地震力を算定するにあっって地震層せん断力の式の、振動特性係数(Rt)より、建築物の振動特性を表すものとして、建築物の弾性域における固有周期及び地盤の種類に応じて、国土交通大臣が定める方法により算出した数値を用いる。
R01
風圧力は、地震力と同時に作用___のとして計算する。
答え しない
応力算定においては、一般に、地震力と風圧力は同時に作用しないものとして計算する。
R02 H29
積雪荷重は、雪下ろしを行う慣習のある地方では、低減することが___。
答え できる
雪下ろしをする慣習のある地方は、垂直積雪量を1mまで減じることができる。
R02 H30
_____は、建築物各部自体の体積にその部分の材料の単位体積質量及び重力加速度を乗じて計算する。
答え 固定荷重
固定荷重は、建物自体の質量(重さ)をいい、建築物各部自体の体積にその部分の材料の単位体積質量及び重力加速度を乗じて計算する。
R02 H29 H26 H22
地上階における地震力は、算定しようとする階の支える荷重に、その階の________を乗じて計算する。
答え 地震層せん断力係数
地震力は、地震時にもたらされる建物の地上部分の水平力で算出され、建築物の固定荷重または積載荷重を減ずると小さくなる。 地震力=(固定荷重+積載荷重)×地震層せん断力係数
R03 R02 H30 H29
風圧力は、その地方における過去の台風の記録に基づいて定められた__に、風力係数のみを乗じて計算する。
答え 速度圧
風圧力は、建築物に加わる風による圧力(荷重)のことで、正圧と負圧があり、風圧力は、速度圧に風力係数を乗じて計算する。
R03 H30 H26 H22
屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合、その影響を考慮__積雪荷重を計算する。
答え して
積雪荷重は、建築物に単位面積当たりに積もる雪の重量のことで、屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合、その影響を考慮して積雪荷重を計算する。
R03 H26
床の構造計算をする場合と大梁の構造計算をする場合では、異なる単位床面積当たりの積載荷重を用いることができ__。
答え る
積載荷重は、建築物がその内部に収容する物品・家具や人間の重さで、建築基準法施行令第85条の表に一覧が示されており、床の構造計算をする場合と大梁の構造計算をする場合では、異なる単位床面積当たりの積載荷重を用いることができる。
R03 H30 H28 H24