1級・2級建築施工管理技士2次検定 令和5年11月12日(日)

1級建築施工管理技士1次検定 08 タイル

タイル 一問一答

マスク張りの張付けモルタルは、ユニットタイル裏面に厚さ__mmのマスク板をあて、金ごてで塗り付けた。

答え 4

マスク張りにおいて、タイルの裏面に張付けモルタルを塗付けるために用いるマスクは、タイルを張り付ける際に、モルタルが十分まわりこむような形状にし、その厚みは4mm程度とし金ごてで塗り付ける。

R02 H26 

モザイクタイル張りの張付けモルタルは、__度塗りとし、総塗厚を__mm程度とした。

答え 2 3~5

モザイクタイル張りにおいて、下地面に対する張付け用モルタルの塗付けは2度塗りとし、塗厚は3~5mm程度を標準とし、定規ずりにより平坦にならす。

R02 H26 

密着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後、__時間以上経過したのち、張付けモルタルの硬化を見計らって行った。

答え 24

外壁タイルの目地詰めは、タイル張付け後、24時間以上経過した後、張付モルタルの硬化を見計らって行う。

R02 H30 H26

外壁タイル密着張り工法において、目地の深さは、タイル厚の__以下となるようにする。

答え 1/2

タイルのはく離防止のために、タイル目地の深さがタイルの厚さの1/2以下となるように目地モルタルを充てんする。

H28 

接着剤張りのタイルと接着剤の接着状況の確認は、タイル張り___にタイルをはがして行った。

答え 直後

接着剤張りのタイルと接着剤の接着状況の確認は、タイル張り直後にタイルをはがして行う。

R02 

二丁掛けタイルの引張接着力試験の試験体は、タイルを___の大きさに切断して行った。

答え 小口平

二丁掛けタイルは、主に外装タイルの代表的な形状の一つで、レンガの長手面と同じサイズ(227mm×60mm)のタイルを「二丁掛け」と呼び、レンガの小口面と同じサイズ(108mm×60mm)のタイルを「小口平(こぐちひら)」と呼び、測定するタイルの大きさが小口平の大きさより大きい場合は、タイルを小口平の大きさに切断し小口平の大きさとする。

R02 H30 H23

セメントモルタルによるタイル後張り工法において、引張接着力試験に先立ち、試験体周辺部を____面まで切断した。

答え コンクリート

外壁タイル張りの引張接着力試験の試験体の周辺は、コンクリート面までカッターで切断しておこなう。

H30 H26 H23

小口平タイルの引張接着力試験は、タイルの__の大きさの鋼製アタッチメントを用いて行った。

答え 同一

外壁タイル張りの引張接着力試験に使用する鋼製アタッチメントは、小口タイル以下のタイルの場合は、タイルの大きさと同じとする。

H27 H24

打音検査は、施工後__週間以上経過してから、タイル用テストハンマーを用いてタイル張り__面にわたり行った。

答え 2 全

打音検査は、施工後2週間以上経過してから、タイル張り仕上げの全面について行い、浮きの有無を確認し、その際打音用ハンマーを使用する。

R02 H30 H27 H26 H23

引張接着力試験は、強度の測定結果がすべて所定の強度以上、かつ、コンクリート下地の接着界面における破壊率が__%以下の場合を合格とした。

答え 50

引張接着強度の全ての測定結果が0.4N//mm2以上でかつ、コンクリート下地の接着界面における破壊率が50%以下の場合を合格とする。

H27

外壁タイル張りの引張接着強度は、__N/mm2以上であることを確認した。

答え 0.4

引張接着強度の全ての測定結果が0.4N//mm2以上でかつ、コンクリート下地の接着界面における破壊率が50%以下の場合を合格とする。

H26 H25 H22

外壁のタイル密着張り工法において、引張接着強度検査の試験体数は、___m2以下ごとに1個以上とし、かつ全面積で__個以上とする。

答え 100 3

引張接着強度検査の試験体の数は、100m2以下ごとにつき1個以上とし、かつ全面積で3個以上とする。試験体の位置は、監理者と協議の上、決定する。

R02 H30 H25 H23

小口タイルの張付けは、振動工具による衝撃位置をタイルの___とする。

答え 両端と中間の3箇所

外壁のタイル密着張り工法において、小口タイルの張付けは、振動工具による衝撃位置をタイルの両端と中間の3箇所とする。

H28 H25

外壁のタイル密着張り工法において、下地面への張付けモルタルの塗付けは、2度塗りとし、その合計の塗り厚は____mmとする。

答え 5〜8

密着張りは、ヴィブラート工法といい、下地側に下地モルタルと張付けモルタルを塗り、これにタイルをタイル張り振動機(ヴィブラート)で振動を加え、タイルをモルタル中に埋め込むようにして張り、下地面への張付けモルタルの塗付けは、2度塗りとし、その合計の塗り厚は5〜8mmとする。

H28 H25

改良圧着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後____したのちとした。

答え 24時間経過

改良圧着張りの化粧目地詰めは、タイル張付け後24時間経過したのちおこなう。

H30 H26 

タイル工事において、改良圧着張り工法の張付けモルタルのl回の塗付け面積は、タイル工1人当たり__m2とすることとした。

答え 2

改良圧着張りは、張付けモルタルを下地側とタイル裏面の両方に塗り、タイルを張り付ける工法で、張付けモルタル
の1回の塗付け面積の限度は、2m2以下とし、かつ、60分以内に張り終える面積とする。

R02 H29

注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法は、構造体コンクリートと下地モルタル間に浮きがなく、_____のみに浮きが発生している場合に用いる工法である。

答え タイル陶片

注入口付きアンカーピニングエポキシ樹脂注入固定工法は、タイルの中心に穿孔するので、小口タイル以上の大きなタイルの浮き補修に適し、構造体コンクリートと下地モルタル間に浮きがなく、タイル陶片のみに浮きが発生している場合に用いる工法で、モザイクタイルの浮きの補修には適さない

R02 H30

______部分エポキシ樹脂注入工法は、タイル陶片の浮きがなく目地モルタルが健全で、構造体コンクリートと下地モルタル間に浮きが発生している場合に用いる工法である。

答え アンカーピンニング

アンカーピンニングは、外壁のモルタルやタイルなどが浮いている場合に、穴を開けて樹脂を注入し、アンカーピンという金属棒で固定する補修工法で、部分エポキシ樹脂注入工法は、タイル陶片の浮きがなく目地モルタルが健全で、構造体コンクリート下地モルタル間に浮きが発生している場合に用いる工法である。

H30 

構造体コンクリートとモルタル間の浮き面積がl箇所当たり0.2m2程度、浮き代が1.0mm未満であったため、アンカーピンニング______注入工法で改修した。

答え 部分エポキシ樹脂

アンカーピンニングは、外壁のモルタルやタイルなどが浮いている場合に、穴を開けて樹脂を注入し、アンカーピンという金属棒で固定する補修工法で、浮き代が1.0mm未満の場合はエポキシ樹脂注入工法1.0mm以上の場合はセメントスラリー注入工で改修する。

R04 R02 H28 H24

外壁に漏水や浮きが見られなかったが、目地部に生じたひび割れ幅が0.2mm以上で一部目地の欠損が見られたため、不良目地部を斫って除去し、既製調合目地材による______工法で改修した。

答え 目地ひび割れ改修

目地ひび割れ改修は、コンクリートやタイルなどの目地に発生したひび割れを補修する工法で、外壁に漏水や浮きが見られず、目地部に生じたひび割れ幅が0.2mm以上で一部目地の欠損が見られる場合、不良目地部を斫って除去し、既製調合目地材による目地ひび割れ改修工法で改修する。

R04 

タイル陶片のひび割れ幅が0.2mm以上であったが、外壁に漏水や浮きが見られなかったため、当該タイルを斫って除去し、外装タイル張り用有機系接着剤による______工法で改修した。

答え タイル部分張替え

タイル部分張替え工法は、タイルの浮きや剥がれがある部分だけを新しいタイルに貼り替える工法で、外壁タイル張りにおいて、漏水がなく、浮きも見られず、単にタイル表面のひび割れ幅が0.2mm以上の場合は、該当タイルをはつって撤去し、タイル部分張替え工法で改修するか、またはそのまま樹脂注入工法により改修を行う。

R04 H24 

赤外線装置法は、タイル張り壁面の内部温度を赤外線装置で測定し、浮き部と接着部における熱伝導の違いにより浮きの有無を調査する方法で、天候や時刻の影響を受け__

答え 

赤外線装置法は、タイル張り壁面の内部温度を赤外線装置で測定し、浮き部と接着部における熱伝導の違いにより浮きの有無を調査する方法だが、天候や時刻の影響を受けやすい

R04 H30

__法は、打診用ハンマー等を用いてタイル張り壁面を打撃して、反発音の違いから浮きの有無を調査する方法である。

答え 打診

打診用ハンマーは、コンクリートやタイルなどの表面を打撃して、その反発度や音から欠陥部を調べるための道具で、打診法は、打診用ハンマーなどを用いてタイル張り壁面を打撃して、反発音の違いから浮きの有無を調査する方法である

R04 H30

改良圧着張りの下地面への張付けモルタルは2度塗りとし、その合計の塗り厚を__mmとした。

答え 4~6

改良圧着張りは、下地モルタルは中塗りまで行い、張付けモルタルを塗り、張付けモルタルが軟らかいうちに、タイル裏足に同じモルタルを塗り、張り付ける工法で、下地側の張付けモルタルは厚さ4~6mm程度とする。

R04 R02 H26

改良積上げ張りの張付けモルタルは、下地モルタル面に塗り厚__mmで塗り付けた。

答え 7~10

改良積上げ張りは、下地モルタルは中塗りまで行い、木ごてで平らに仕上げた下地に、タイル裏面に張付けモルタルを平らに塗りつけたものを押付け、木づち類で十分叩き締める工法で、張付けモルタルの塗り厚さは外装で7~10mmとする。

R04

モザイクタイル張りの張付けモルタルは__度塗りとし、l層目はこて圧をかけて塗り付けた。

答え 2

モザイクタイル張りの張付けモルタル塗りは2層に分けて、1回の塗り面積の限度は3m2以下で20分以内で張り終える面積とする。

R04 H30 

密着張りの張付けモルタルは2度塗りとし、タイルは、__から__にl段置きに数段張り付けた後、それらの間のタイルを張った。

答え 上 下

密着張りは、ヴィブラート工法といい、下地側に下地モルタルと張付けモルタルを塗り、これにタイルをタイル張り振動機(ヴィブラート)で振動を加え、タイルをモルタル中に埋め込むようにして張り、同時に目地も仕上げる工法でタイル張付けは、上部より下部へ張り進めていく。

R04 H28 H25

モザイクタイル張りのたたき押えは、タイル目地に盛り上がった張付けモルタルの水分で目地部の紙が__まで行った。

答え 湿る

モザイクタイル張りは、下地側に下地モルタルと張付けモルタルを塗付け、ユニットにつくられたモザイクタイルを張付け、モザイクタイル張りのたたき押えは、タイル目地に盛り上がった張付けモルタルの水分で目地部の紙が湿るまで行う。

H24

タイル張り面の伸縮調整目地は、縦目地を__m内外、横目地を__m内外ごとに設けた。

答え 3 4

伸縮調整目地は、下地の収縮や膨張、地震や外荷重による変形を吸収させ、外壁タイルのひび割れ、剥離を防止するために設けられる目地のことで、タイル張り面の伸縮調整目地は、縦目地を3m内外、横目地を4m内外ごとに設ける。

H30 H24

マスク張りでは、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから__分を限度に張り付けた。

答え 5

マスク張りは、ユニット化されたタイル裏面にタイルの大きさに見合ったマスクを用いて張付けモルタルを金ごてで均一に張付ける工法で、張付けモルタルを塗り付けたタイルは、塗り付けてから5分を限度に張り付ける。

H30 H24

改良圧着張りでは、張付けモルタルを__面側に5mm程度、__面に3mm程度の厚さで塗り、たたき押えを行い張り付けた。

答え 下地 タイル裏

改良圧着張り工法は、モルタル下地面に張付モルタルを塗り、タイル裏面にも同じモルタルを塗ってタイルを張り付ける工法である。

H24

二丁掛けタイルの改良積上げ張りにおいて、1日の張付け高さを__mとした。

答え 1.5

二丁掛けタイルの改良積み上げ張りでは、タイルを下から上へ積上げていくとき、下部のタイルに荷重がかかるので、タイルの剥離(はくり)を防止するため、1日の張付け高さの限度を1.5mとしている。

H28 H25 H22

接着剤張りの接着剤は、下地に厚さ3mm程度になるように塗布し、___でくし目を立てた。

答え くし目ごて

接着剤張りは、接着剤を金ごてでモルタル下地まで塗り、くし目ごてでくし目を立て、タイルを張付ける工法で、接着剤の1回の塗り面積の限度は、3m2以内かつ30分以内に塗り終える面積とする。

H22

25mm角モザイクタイル張りの張付けモルタルの1回の塗付け面積は、_m2とした。

答え 3

モザイクタイル張りは、下地側に下地モルタルと張付けモルタルを塗付け、ユニットにつくられたモザイクタイルを張付け、たたき板の類で目地部分までモルタルが盛り上がるまで十分叩き締めて張付ける工法で、張付けモルタル塗りは2層に分けて、1回の塗り面積の限度は3m2以下20分以内で張り終える面積とする。

H22

密着張りの張付けモルタルは2度塗りとし、その塗り付ける面積は、__分以内にタイルを張り終える面積とした。

答え 30

張付けモルタルは、2度塗りとし、塗る面積は、2m2程度で30分以内(20分以内でもOK)にタイルを張り終える面積とする。

H22