1級・2級建築施工管理技士2次検定 令和5年11月12日(日)

1級建築施工管理技士1次検定 01 日照・日射

日照・日射 厳選問題

北緯35度付近で、終日快晴の春分における終日直達日射量は、東向き鉛直面よりも南向き鉛直面のほうが___

答え 大きい

直達日射量は、夏季においては、水平面>東・西面>南面>北面、冬季においては、南面>水平面>東・西面、春秋分においては、水平面 > 南面 > 東面・西面
R02

___に終日日影となる部分は永久日影であり、1年を通して太陽の直射がない。

答え 夏至

永久日影は、終日日影の中でも最も日照に有利な夏至において終日日影となる部分。冬至の日でないので注意する!

R02

日射は、一般的に______の2つに大別される。

答え 直達日射と天空日射

日射は、直達日射天空日射に分けることができ、直達日射は、大気中をそのまま通過して直接地表に到達する日射で、天空日射は、太陽光が大気中の雲や塵等に当たって乱反射してから地表に到達する日射のことである。

H27

建物により影になる時間が等しい点を結んだ線を、______という。

答え 等時間日影線

等時間日影線は、建物による日影時間の等しい点を結んだもので、時間線がn時間のものをn時間日影線といい、ある時間ごとの等時間日影線をつないで描いた図を日影時間図という。

H27

冬至における南向き鉛直面の終日の直達日射量は、水平面の直達日射量より___

答え 大きい

直達日射量は、夏季においては、水平面>東・西面>南面>北面
直達日射量は、冬季においては、南面>水平面>東・西面

H24 

同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を___とる必要がある。

答え 大きく

隣棟間隔は、建築物相互の内法間隔のことで、緯度が高くなるほど太陽高度が低くなるので南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。

R02 H30 H27 H24

東向き鉛直面と西向き鉛直面の終日の直達日射量は、季節にかかわらず___である。

答え 同じ

直達日射量は、夏季においては、水平面>東・西面>南面>北面
直達日射量は、冬季においては、南面>水平面>東・西面

H24 

建物の高さを___をした場合、日影は遠くへ伸びるが、一定の高さを超えると長時間影となる範囲はあまり変化しない。

答え 高く

日影は、東西方向の幅に大きく左右され特に低層部の横幅が影響するが、建物の高さや南北方向の奥行きにはほとんど左右されない。

H30 H24 H22

___を用いると、冬至などの特定日に、対象となる建物が特定の地点に及ぼす日照の影響を知ることができる。

答え 日照図表

日照図表は、冬至等の特定の日ごとに、また検討する地点の緯度ごとに日差し曲線の描かれる水平面と原点との距離を段階的に変えて得られた多数の日差し曲線を1枚の図としてまとめたもの。
日差し曲線は、地平面上のある点が周囲の建築物によって、どのような日照障害を受けるのかを検討する のに用いられる曲線図である。

H22

東西に隣接した建物間の北側の少し離れた場所に生じる、長時間日影となる領域を、___という。

答え 島日影

島日影は、東西に2つの建物が並んだ場合、建物から離れた部分にその周りよりも日影時間の長い部分が生じる日影のこと。

H22

南面の垂直壁の可照時間は、春分より夏至の方が___い。

答え 短い

季節による南面の可照時間は・夏至:7時間・冬至:9時間32分・春・秋分:12時間 春・秋分 > 冬至 > 夏至となる。

H30 H27 H22