1級・2級建築施工管理技士2次検定 令和5年11月12日(日)

1級建築施工管理技士1次検定 01 構造計画

構造計画 一問一答

防風林などにより風を有効に遮ることができる場合は、風圧力の算定に用いる速度圧を低減することができ__

答え 

風圧力は、速度圧×風力係数によって求め、速度圧は、防風林等がある場合は1/2まで減じることができる。

倉庫業を営む倉庫の床の積載荷重は、実況に応じて計算する場合、____N/m2とすることができる。

答え 3,900

倉庫業を営む倉庫の床は、実況に応じて計算した値が3,900N/m2未満であっても、3,900N/m2としなくてはならない

R02 H29 

地震力の計算に用いる振動特性係数は、建築物の弾性域における固有周期と地盤種別に影響され__

答え 

振動特性係数は、建築物の振動特性(建物がどのように振動するか)を表す係数で、建築物の弾性域における固有周期地盤種別影響される

H27 

屋根葺き材に作用する風圧力は、平均速度圧に____係数を乗じて求める。

答え ピーク風力

屋根ふき材は、建築物の高さに関わらずピーク風力係数を用いた構造計算が必要で屋根葺き材に作用する風圧力は、平均速度圧ピーク風力係数乗じて求める。

H27

多雪区域に指定されていない地域において、積雪荷重の計算に用いる積雪の単位荷重は、積雪量1cmごとに__N/m2以上としなければならない。

答え 20

積雪荷重は、積雪単位荷重×屋根の水平投影面積×垂直積雪量によって求め積雪の単位荷重は、積雪量1cmごとに1m2につき20N以上とする

H27 

教室に連絡する廊下と階段の床の構造計算用の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、教室と同じ積載荷重の____N/m2とすることができる。

答え 3,500

建築物の各部積載荷重(建基令第85条第1項)より、廊下、玄関又は階段(3)から(5)までの室に連絡するものであれば、(5)のその他の場合の値をとるので、教室に連絡する場合は3,500N/m2となる。

H30 H27 

必要保有水平耐力の計算に用いる標準せん断力係数は、__以上としなければならない。

答え 1.0

標準せん断力係数は、標準では0.2以上、軟弱地盤区域は0.3以上、必要保有水平耐力を算出するときは1.0以上とする。

H30 

保有水平耐力計算において、多雪区域の積雪時における長期応力度計算に用いる荷重は、固定荷重と積載荷重の和に、積雪荷重に__を乗じた値を加えたものである。

答え 0.7

力の組み合わせ(令第82条)より、多雪区域の積雪時における長期応力度計算に用いる荷重は、(G+P)+0.7S、となり、固定荷重と積載荷重に、積雪荷重0.7を乗じた値を加えたものである

H30 H23 

地震層せん断力は、2階に生じる地震層せん断力より1階に生じる地震層せん断力の方が__

答え 大きい

地震層せん断力Qiは、最下層の値が最も大きくなる。

H26 H23 

積雪荷重は、積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積及びその地方における垂直積雪量を_じて計算する。

答え 

積雪荷重は、積雪の単位荷重×屋根の水平投影面積×地方の垂直積雪量で求められ、屋根の勾配が60度を超える場合は0とする

H29 H26 H23 H21

多雪区域における地震層せん断力は、固定荷重、積載荷重及び積雪荷重の_に地震層せん断力係数を_じて計算する。

答え  

多雪区域は、垂直積雪量が1メートル以上で、積雪の初終間日数の平均値が30日以上の区域になり、地震層せん断力Qiは、その層から上部すべての層の総重量(固定荷重と積載荷重び積雪荷重との)にその層の地震層せん断力係数Ciをじて算出する。

H21 

固定荷重は、容易に取り外したり移動することのない建築物の構成部分の重さによる荷重であり、これには仕上材の荷重を含__

答え 

固定荷重は、建物自体の質量(重さ)をいい、内部の仕上げ材の質量を含む

H21 

速度圧の計算に用いる___は、原則として、その地方の再現期間50年の10分間平均風速値に相当する。

答え 基準風速

基準風速は、その地方における過去の台風の記録に基づき、50年に一度の大型台風を想定し10分間平均風速値に相当する。

R04 H30 

劇場、映画館等の客席の単位床面積当たりの積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、固定席のほうが固定されていない場合より___することができる。

答え 小さく

建築物の各部積載荷重(建基令第85条第1項)より、劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類する用途に供する建築物の客席又は集会室は、固定席の場合2,900N/m2その他の場合3,500N/m2になる。

R04 R02 H29 H26 H21 

雪下ろしを行う慣習のある地方において、垂直積雪量がlmを超える場合、積雪荷重は、雪下ろしの実況に応じ垂直積雪量を_mまで減らして計算することができる。

答え 1

積雪荷重(令第86条)より、雪下ろしをする慣習のある地方は、垂直積雪量を1mまで減じることができる。

R04 

風圧力を求めるために用いる風力係数は、建築物の外圧係数と内圧係数の_により算出する。

答え 差

風圧力は、速度圧×風力係数で求められ、風力係数は、建物の形状や風向きによる係数で、外圧係数と内圧係数とのから算出される。

R04 H26 H23