1級・2級建築施工管理技士2次検定 令和5年11月12日(日)

1級建築施工管理技士1次検定 外構工事

外構工事 一問一答

アスファルト舗装の継目は、既設舗装の補修、延伸等の場合を除いて、__層の継目の上に__層の継目を重ねない。

答え 下 上

アスファルト舗装の継目は、継目が重なると、密度が低くなり、舗装が早期に劣化する可能性があるため、既設舗装の補修、延伸等の場合を除いて、層の継目の上に層の継目を重ねない。

R02

シールコートは、路床の水分が凍結しないように__の上に施す。

答え 表層

シールコートは、アスファルト表層の劣化防止および耐久性向上が目的で使用され、表層に散布するものである。

H27 H23

____は、アスファルト混合物からなる基層と表層の接着をよくするために施す。

答え タックコート

タックコートは、基盤あるいは路盤の上に置くアスファルト混合物との間の付着をよくする目的で散布するものである。

H23 

____は、アスファルトと一体となって、混合物の安定性、耐久性を向上させるために施す。

答え フィラー

フィラーは、アスファルトと一体になってアスファルトの接着性と耐久性を向上させる目的で使用される材料である。

H27 H23

____アスファルト舗装は、透水性のある表層の下に不透水層を設けて、雨水が不透水層上を流下して速やかに排水され、路盤以下に浸透しない構造としたものである。

答え 排水性

排水性アスファルト舗装は、表層に水が浸透しやすい多孔質なアスファルトを用いることで、雨水を排水する機能を持つ舗装のことで、雨水が不透水層上を流下して速やかに排水され、路盤以下に浸透しない構造としたものである。

H21 

____は、路床が軟弱な場合、軟弱な路床土が路盤用材料と混ざることを防止するため、路盤の下に設ける砂等の層である。

答え 遮断層

遮断層は、道路の下に置かれる砂層のことで、路盤を軟弱化するのを防ぐ役割があり、透水性を有する材料で構成される。

H21

プライムコートは、__の仕上がり面を保護し、その上のアスファルト混合物層との接着をよくするために施す。

答え 路盤

プライムコートは、路盤の上に散布されるもので、路盤の仕上り面を保護し、その上に施工する表層との接着をよくするために用いられる。

H27 H23

アスファルト舗装終了後の交通開放は、舗装表面の温度が__℃以下になってから行う。

答え 50

アスファルト舗装における終了後の交通開放は、舗装表面温度50℃以下になってから行う。

H30 H25

アスファルト混合物の敷均し時の温度の下限値は、__℃である。

答え 110

アスファルト混合物の敷均し時の温度は、温度が低すぎると、混合物が硬くなって敷均しや締固めが困難になり、温度が高すぎると、アスファルトが酸化して劣化しやすくなるので敷均し時の温度の下限値は、一般に110℃を下回らないようにする。

R02 H30 H25

舗装用のストレートアスファルトは、一般地域では主として針入度____の種類のものが使用される。

答え 60 80

針入度は、アスファルトの硬さを表す指標で、針入度が大きいほどアスファルトは柔らかく、小さいほど硬く一般地域では主として針入度は60~80が用いられる。

H30 H25 H21 

初転圧は、ヘアクラックの生じない限りできるだけ__温度とし、その転圧温度は、一般に110〜140℃の間で行う。

答え 高い

アスファルトの初転圧の温度は、一般に110℃~140℃とし、温度が高すぎると、表面の仕上がりに影響がでるためヘアクラックの生じない限りできるだけ高い温度とする。

R04 

アスファルト混合物の締固め作業は、一般に__転圧、__転圧、__転圧、__転圧の順に行う。

答え 継目 初 二次 仕上げ

アスファルト混合物の締固めは、アスファルト混合物を所定の密度と形状に仕上げるために行う転圧作業のことで、締固め作業は、継目転圧、初期転圧、二次転圧、仕上げ転圧の順で行う。

R04 R02 H25 

盛土をして路床とする場合は、一層の仕上り厚さ__mm程度ごとに締め固めながら、所定の高さに仕上げる。

答え 150

路床は、アスファルト舗装道路の一番下部の部分をいい、一層の仕上がり厚さを150mm程度とし、締固める。

R04 R02 H30 

設計CBRは、路床の__を表す指標であり、修正CBRは、路盤材料の__を表す指標である。

答え 支持力 品質

設計CBRは、路床・路盤の支持力を表す指標のことで、CBRの値が大きいほど路床土が強く、舗装を薄く設計でき、修正CBRは、路盤材料の品質を表す指標で、路盤材料を最大乾燥密度の95%に締固めたものに対してCBR試験を行い、その値が目標値に達しているかどうかを判断する指標である。

R04 H21